まなかな主宰 遠山 ちひろです。
2021年度の最後の課題は書き初め作品となります!
7月のたなばたと同様、硬筆、半紙、画仙紙の中からひとつを選び1ヶ月かけて練習していきます。
幼児のお手本から画仙紙(3文字)を選択することができ、年に2回の腕試しのチャンスともとらえることができると思います。
半紙3~4枚分くらいの長さになる画仙紙。自分の体よりも大きな紙に圧倒されることもあります。
それでも画仙紙を「経験する」というのは、どれだけ半紙サイズに一文字づつ完璧に書けたとしてもまったく異なる側面があるのです。
経験して、自分の感覚で寄せていく。これが普段とは違うシーンに遭遇した時に発揮する能力ともいえる気がしています。
これからの厳しい時代を生きにく子供たちに必要とされるひとつのスキルといっても良いのではないでしょうか。
字を学ぶ以外に、書道というのは本当に”思考”を繰り返す作業だな~とつくづく感じています。
最初は自分で考えるのが苦手だった子供たちも、お手本を比べるコツを習得していくと私の声掛けなしで
「次はここをこうして書こう!」と言って練習する姿を目にします。
心の中でガッツポーズをとりながら、そっと見守ります。
12月の書き初めは大変な分、きっとそういったシーンにたくさん遭遇できることを期待しています。
会員の方は学校の宿題の書き初めを通常のレッスンと同様の料金で受講できます。
非会員の方につきましては120分5,000円(小学生料金)となります。日程は別途お問合せください。