硯のお手入れ(泥砥石)

まなかな主宰遠山ちひろです。本日は硯のお手入れのご紹介です。石の硯の表面には鋒鋩(ほうぼう)という微細な凹凸があります。

この凹凸によって墨が磨れます。鋒鋩の細やかさ硬さ、密度により墨のおり方、墨色が違ってくるのです。硯を使ったあと、洗い方が悪いと鋒鋩の凹凸が埋まって墨のおりが悪くなります。数ヶ月に1回は硯用の泥砥石で硯面を研ぐと、鋒鋩の凹凸が復活する仕組みです。

漢字部2月号表紙裏にコラムとして掲載ありますのでご確認ください。ピッカピカの硯にして気持ちよく年度末を終えましょう!

泥砥石は日本習字SHOPでもお取り扱いがありますよ♩(商品コード9391)