まなかな主宰 遠山ちひろです。
本日ワクチン接種をいたしました。痛みや熱が大ごとにならないことを祈ります。
今日のお話は【文房四宝】についてです。(日本習字新聞参照)
【文房】とは昔中国で詩や文章を作ったり、書や絵画を書いたりする人(文人)の部屋を意味する言葉でした。そして次第にその部屋で使われている用具のことも【文房】と呼ぶようになりました。今は筆記用具のことを文房具と呼んでいますね。『文房四宝』は文房の中でも特に大切とされる『筆、墨、硯、紙』の4つを指します。
中国では文字の発達とともに文房への関心が高まり漢の時代の頃から鑑賞し愛用される様になりました。さらに唐の時代に入ってからは芸術性が求められる様になり美術品として優れたものが人気となったそうです。
習字をする上で欠かせない4つの道具なのです。お手入れ次第は長く使うことが可能なので是非とも日頃のお手入れがおすすめです。(汚れが浅いうちがお手入れも楽ちん!)
硯も墨汁が固まりますと、筆にカスが絡みつき書きにくさの原因になります。こまめに拭き洗い、汚れがひどい場合はぬるま湯やお水に1番つけて歯ブラシなどで根気よく洗いましょう。