まなかな主宰 遠山ちひろです。みなさんは非認知能力(数値化できない力)という言葉を聞いたことはありますか?
(ズバリ!テストなどで数値的に測定することが困難な能力のこと)
協調性、自信、楽観性、人間力、精神力など・・・
書道がこどもの非認知能力(数値化できない力)を育てていける可能性を秘めているということで
岡山大学の中山芳一准教授の記事をシエアします!
①良い字を書くという目標だけにとらわれない(まなかなでもそこをゴールにしていません!)
良い字をかくための姿勢の維持、心の在り方が大切
②良い字に対する評価だけではなく、姿勢の維持や非認知能力に向けた指導や評価もしてあげること
この2点が大切なんだそうです。
また長年姿勢を研究されている専門家によれば姿勢が良くなると集中力が改善するとおっしゃっているようで
居眠りする子は往々にして姿勢が維持できていないですよね。
姿勢が正しいと酸素も体の中に取り入れやすいというイメージは素人ながらに想像できます。
下記の写真はたった30分ですが良い線を書くプログラムというものを行い姿勢の変化を生み出せた様子です。(姿勢や持ち方に評価がつく)
ポイントは字を書かずにシンプルな線を書くことで姿勢や筆の持ち方に集中させるというところです。
左のグループの線より徐々にきれいになっているのが一目瞭然ですね!
先生いわく、始筆・送筆・終筆のスキル的な指導で成したものではなく「姿勢に対する意識と意地が働きかけたけっかによるもの」
という点だそうです。
割愛をして姿勢から非認知能力に話をもどします。
1本の線を書ききるには、姿勢を整えて維持するという身体的な活動が良い線を書ききるという流れになっているので、
自分をコンロトロールする力ややりぬく力といった非認知能力につながっているのです。
書道は目の前の字(毛筆であれば2文字~4文字)に短時間で取り組めるシンプルな動作だからこそ
没入できるフロー状態に繋がれると言います。
集中力や身体的な土台づくりに書道はおすすめなんですね♪