まなかな主宰 遠山 ちひろです。
本日は【ノートに書く】作業がおすすめというお話をしたいと思います。
いきなりですが、、
「忘却曲線」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
エビングハウスさんというドイツの心理学者が発見した記憶に関する実験結果で、
人は学習したことをどのくらいのスピードで忘れてしまうか?というものを表したものです。
20分後・・・覚えた内容の42%を忘れる
1時間後・・・覚えた内容の56%を忘れる
1日後・・・覚えた内容の74%を忘れる
1週間後・・・覚えた内容の77%を忘れる
1ヶ月後・・・覚えた内容の79%を忘れる
こうやって数値としみると、記憶する意欲が薄れそうですね。。
でも、ここで大切なのは人間の脳はそういうもの!
と割り切っちゃいましょう。
だから記録が大切だし、忘れにくいを作るには復習することしかなさそうです。
ノートに書くことで、書いた内容は振り返ることがすぐできますからね!
本当、コツコツですね。
記録ならスマホやPCのほう早い!楽!というご意見が出てくると思います。
脳神経内科、認知症の専門医 長谷川 嘉哉さんの記事をご参照ください。
記事の一部を抜粋してご紹介します。
手で文字を書くことの利点を3つに整理しましょう。
その1 集中力が増す
文字を書くとき、文字そのものを思い出し、書くスペースを意識して指先に集中しながら1文字1文字を完成させる作業は、運動神経と連動しつつ、脳のさまざまな機能を働かせます。
その2 自分の思考を言語化して脳が働く
例えば日記を書いたりするとき。まず過去の記憶を振り返る作業を行いますね。記憶の引き出しを機能させ、何を書くか取捨選択が行われます。そこに自分の行動を言語化する作業が加わり、さらにはそのときの自身の思考や感情を言語化する変換作業が発生します。脳がフル稼働していることがわかるでしょう。
その3 記憶力の維持・定着に効果的
忘れた人の名前をメモするとき、それが「加藤さん」だとして「加藤」という文字を書く瞬間、脳は積極的に注意を向けようとします。タイピングで「加藤」という文字を「KA・TO・U」と打つよりも記憶に強く定着させることができます。
また、アウトプットしたことで、インプットした知識を脳は忘れてもいいと判断するので、
ほかのことを覚えるために、ワーキングメモリの機能をフルに使うことができるそうです!
手書きでアウトプット!脳にもよさそうですね。
前置きが長くなりましたが、手書きにはメリットがあるということなのです。
手書きを習慣化する書道家としてのおすすめの方法をご紹介します
①お気に入りの文房具を使う
②すぐ書ける状態を作る(環境)
そしてお気に入りのノートをご紹介します。
LIHIT TWIST NOTEです~
カバーがいろいろ選べるのが良いですね。柄を見て癒されています
私は寝室に置いておく分と、持ち歩きようで2冊使っています。
レフィルも無地や、罫線、方眼があるので用途によって使い分けもできますし
最低限の枚数を挟むことで重さも軽減できます!
書くぞ~~~!という意気込みよりは
すぐ書ける、テンションが上がる筆記用具を使うという環境づくりから
試してみてくださいね。
筆記用具については次回ご紹介しますね。
それではまた(^^)