まなかな主宰 遠山ちひろです。本日は書籍のご紹介です。タイトルは【書く瞑想】というもので著者は古川武士さんです。職業から書くということには敏感なため興味深く読み進めております。最後まで読み終わっていませんが、一部書くことについてのメリットを抜粋します。いずれも科学的な根拠、学術論文などに基づいてる効果なんですよ!
①ネガティブな感情の浄化効果
②客観視による気づき効果
③書くことで自分の内側からの答えを知る
どうですか?どれも気になりませんか??
興味を持った方はぜひ本書にて全貌を確認してください。
さらに私が感心したのはP53の「手書の恐るべき創造的効果」という項目です。
この時代、楽に早くアウトプットするなら断然デジタルというのは誰もが感じていると思います。しかし本書では“手書きには脳に創造・洞察の刺激を与える効果がある”と言うのです。
大脳基底核、内臓感覚という2つのキーワードがどうやら関係しているようで・・。
割愛しますと、大脳基底核というところを刺激してやると潜在能力、気づき、直感を引き出せるわけです。そして大脳基底核から知恵を引き出す手段として有効なのがなんと!手書きということなんですよ!
そうなんです。よくデザインをしていて感じることなのですが、たとえば命名書やロゴの制作において、まずはサインペンなどで下書きをするわけです。何度も、なんども。
これ以上思いつかない!って時も、書き続けると新たにデザインできたりしちゃったり。
おおお〜!!なんとなく自分の感覚で感じていたことを言葉に表現してもらって嬉しい!
書道家とはいえ、DX、AIなんてこの時代に手書きへのこだわり(必要性や、意味)が無くなってしまうのではないか?そんな憂いを抱えていました・・・。でもそれが吹き飛んだ瞬間でした。
ダイヤモンド社 書く瞑想 (1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される)より