毛筆をきれいに書くコツは基礎が8割

まなかな主宰 遠山ちひろです。本日は体験レッスンがありました(^^)

新型コロナ禍でご不安な思いもある中、お問合せやご見学をいただけて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。1枠、1組と限定して開催しておりますので安心していらしてくださいね。

毛筆をうまく書きたい!という興味や意欲をもって体験に来られることが多いのですが、体験レッスンの機会をいただくたびに子供達には潜在能力がそなわっているな~と常々感じます。ティーチング(答えをもらう教え方)で普段大人たちから指導を受けている日本の子供たち。チャイルドコーチングの観点からも、まなかなでは生徒さんに”どうやって、お手本のように書けるかな?”という質問を投げかける場合があります。

いろいろな答えが出てくる場合もあれば、じっくり考える子もさまざまです。限られた時間ですが、その生徒さんの性格や思考やコンディションで指導のアプローチを変えることもあります。

しかしながら技術的なことは2割くらいで、本来の毛筆のスキルにおいては残り8割は基礎の部分といっても過言ではないかと考えます。

基礎というは、いわば家を建てるときと同じ考えなのです。

どんなに素晴らしい上物があっても(腕、スキル)、土台(基礎)がないと建物は建てられないのと同じなのですね。書道でいう基礎は墨汁の付け方、姿勢、持ち方、心構えになってきます。

この基礎があって、スキルの部分が機能するわけですね。基礎すっ飛ばして技術だけを習得してみたところで、思う様には仕上がりません。

基礎のルールを守って取り組むだけです。難しいことじゃないのです。ルールやコツを知って、それを素直に根気強く繰り返し習慣にしていくことです。

まずは基礎から、一緒に取り組みましょう!書くことに自信を持って、好きになってもらえたらとっても嬉しいです。