添削の実例一覧&返送作品の活用方法

まなかな遠山ちひろです。明日から連休ですね!まなかなはいつも通りの曜日でレッスン開催しております(^^)予約自体は落ち着いているので、通常より生徒さんたちと向き合える時間も増えるので連休中のお稽古は楽しみです。

今回は日本習字の添削例をご紹介したいと思います。

みなさんは戻ってきた作品は保存されているでしょうか?
いつも添削箇所が同じ?という事はないでしょうか?

添削係りの先生によると下記ができている生徒さんは上達(昇級、昇段)が早いそうです。

①戻ってきた作品の復習をする

②指導者のいう事を素直に聞く

③手本をよく見る

多いご質問として、検定において見られているポイントを聞かれることがしばしばあるのですが、

下記の実例を見てみましょう。

①始筆(しひつ)の押さえ

②始筆(しひつ)・終筆(しゅうひつ)の押さえ

③始筆(しひつ)の角度(45度)

④間隔

⑤転折(てんせつ)(別名:曲がり)の押さえ

⑥はね

⑦左払いの方向

⑧右払いの長さ

すべて基本中の基本・・・ということですね!私自身も返送箇所には気を配って集中的に指導できるようにお声がけを一人づつさせていただきます。

そして返送された作品の活用法をご紹介したいと思います。

硬筆では筆記用具の持ち方、鉛筆の濃さなど用具選びについても言及されています。実際検定部署でも、えんぴつが薄いと弱い印象になるので適度な濃さ(2B、3Bを使います)で使えているかを確認しているようです。特に幼児部から小学校のお手本になると硬筆用紙のマスの大きさが小さくなります。鉛筆も参画鉛筆の芯先が太いものから変えましょう。

その他、字形(字形)も検定対象です。(硬筆・毛筆ともに)

・文字の中心
・行の中心
・点画の長短
・横隔、縦画の方向は水平、垂直を軸としての傾きの度合い
・点画の接し方(小学校では漢字のかきとりで正誤の対象になる場合がある)
・点画の交わる位置、角度
・文字の組み立て方(部分と部分の大きさ、位置)

以上点ができていたかという視点であらためて返送作品と向き合うのもよいですね。

た~くさん項目があって不安に感じるかもしれません(汗)でも大丈夫!一度で全部をできるようにしなくて良いのです。コツコツと続けて気づいたらできるようになっていた!!を目指して無理なく続けていきましょう!