筆の持ち方と小指問題

こんばんは!月1回から習える書道、まなかな主宰 遠山ちひろです。

本日はビギナーズで署名コース2回目のA様。作業着と筆という一見相反する組み合わせが、趣が合ってギャップ萌えというやつですね。きっと作務衣なんか来て、一筆書かれるお姿を想像すると・・・^^素敵ですね!!

さて、ビギナーズの方がまず苦戦することの一つに”小指問題”があります。正しい持ち方の指導の中で、箸の持ち方、ペンの持ち方の癖があるので根こそぎ変えていきます。ここでポイントになるのが『小指球』です。”しょうしきゅう”と読みます。

小指の下側の盛り上がってる筋肉のことを指します。小筆の場合は、小指球を机にぴったりつけて(場合によっては反対側の指先を小指球にそえる場合もあります。)書くように指導します。その時にぴったりつけてかく感覚がつかみにくく、浮いてしまったり小指でバランスをとってしまうために、小指が伸びきってしまう現象を”小指問題”と命名しました^^

主に筆の角度と人差し指と親指の位置関係が原因なのです。まなかなではお一人お一人にパーソナル対応ですので、私が実際に確認して責任をもって直させていただきますのでご安心ください。

しかしこればかりは、私だけの力ではどうしようもできません・・・。

箸の持ち方、ペンの持ち方などを日常生活の中における持ち方を根こそぎ変えてもらいます。姿勢も振る舞いも変わってきます。大切なのは直そうと意識をすること、いろいろな事に注意を払って気づきを持って矯正していく事だと思っています。今ここから、楽になっていってる・・・と考えるようにして取り組んでくださいね!実際にそうですしね^^

来られる度に急成長されているので、次回のレッスンもかなり楽しみです〜!

5月の調布レッスンは24日と30日です。6月は7日、14日、21日、28日です。